「300年の味噌蔵」で有名な東海醸造さんへ見学に出かけました。
東海醸造のお味噌は、給食でもお味噌汁をはじめとした味噌料理でいつも美味しくいただいていて、こどもたちの大好きなおなじみのお味噌です。
今日は、春を思わせてくれるようなぽかぽか天気の中、久しぶりに園外に出る!とあって、さくら組さんとすみれ組さんは、それは嬉しそうに手をつないで、交通安全に気を付けながら出かけました。
東海醸造さんが近づいてくると、東海醸造の方たちが手を振って待っていてくださいました。「ようこそ、よく来てくれましたね。待っていましたよ」と、毎年ながら、温かく迎えて下さる姿勢に、私たち職員もこどもたちとともに、人とかかわる大切な第一歩を今年も学ばせていただいたような気持ちになりました。
早速、味噌蔵に入れていただくと、「なんだか、ヒヤッとするな~。」「この匂い知ってる!」「いい香りがする~」と、味噌蔵の印象を感じたまま伝えてくれた子どもたち。
味噌づくりについてのお話を聞き、実際にはしごを登って味噌蔵の中の状態も見させていただきました。
続いて、味噌蔵の底から流れ出る「たまり」で作られた、様々な料理の調味料となる醤油が入っている大きなタンクに囲まれた中に行くと、醤油の香りに誘われてしまったのでしょうか、多くのこどもたちから「あ~早く給食のお味噌汁がたべたいよ~」の声。声。声。
最後の質問コーナーでは、「お味噌を作る大豆はどこで作っているのですか?」『大豆はね、国産と言って、日本の国で作られたものを使っているんですよ』「何人の人が作っているのですか?」『7~8人ですね』「こんなにたくさんのお味噌や醤油を7~8人でどうやってしているのですか?」『みんなで力を合わせて、頑張っておいしいお味噌づくりをしているんですよ』…というように、素朴な質問に対して丁寧に教えてくださいました。
「みんなで力を合わせてだって、みんなでやった劇みたいだね」と、東海醸造さんの方のこのワードは、すみれ組さんの子どもたちにはとてもヒットしたようでした。
お土産に、「ミックス味噌」をひとりひとりにくださいました。お家でおいしくいただきましょうね。
このようにこどもたちは、東海醸造さんに出かけ、玉垣の地域の資源を知る体験ができました。
いちご組さんは、さくら組さんになった来年度、すみれ組さんと一緒に出掛けましょうね。どうぞお楽しみに。
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