今日は楽しみにしていた秋祭り
PTA役員さんたちとのコラボです。一学期のお楽しみ会の「マリオワールド」が大好評だったことに満を持して,テーマは「たまがきワールド」
しかし今回は,楽しさを提供していただく中での経験だけではなく,子どもたちの何らかの考えや思いを加えられる参画型の秋祭りにしたいと考えました。
その中心は,年長すみれ組です。
すみれ組さんは,昨年度さくら組だった時にすみれ組さんにしてもらったことや1学期のお楽しみ会を思い出しながら,「何のコーナーにしようか」「必要なものは何か」「どうやったらいちご組さんやさくら組さんも楽しめるのか」等を考え合いました。
「魚釣りは磁石よりひっかける方のが楽しいよね」
「いちご組さんできるかな?」
「ひっかけるのを大きくした方がいいんじゃない?」等,実際に作ってみて,やってみて,もっとこうした方がいいかもと頭をくっつけ合いながら相談をしていました。
準備が整うと,次は各コーナーの進め方です。
「待っている時に走ってしまってけがをするといけないから,椅子をおいておくといいかも」「説明はだれがする?」「シールだけではかわいそう。ご褒美もあったほうがいいよね」「なんのコーナーかわかるように看板も作ったほうがいいよ」と,前日のギリギリまで看板づくりやプレゼントづくりをがんばっていたすみれ組さん。
そして迎えた今日,それぞれの持ち場を守り,自分の役割をドキドキしながら果たしてくれていました。
さくら組さんは,今回,先生たちは見守る態勢をとり,3人組になって自分たちだけでお祭りに参加しました。「絶対に3人で手をつないで行ってね」という先生とのお約束もしっかり守って,3人組が自分たちで「どのコーナーから行く?」と相談をし「そうしよう!」と意気揚々と参加している姿に集団生活が初めてとは思えない凛々しささえ感じました。
「すみれぐみさんが考えてくれたやつ,楽しい~!」「これもっとやりたいわ!」と率直な言葉で発してくれたさくら組の子どもたち。その言葉でまたすみれ組も年長としての責任を果たそうと頑張っている姿につながっていたことは,何よりもすてきな場面でした。
一方いちご組さんは,グループに分かれて,先生と一緒に楽しく参加しましょう!やってみましょう!を目標に参加しました。
可愛い目をまん丸に輝かせながら,ボーリング,魚釣り,的あて,くじびき,うちわ作り,ボール投げの6コーナーを楽しみました。
すみれさんが「ここに座って待ててね!」というと,番を呼ばれるまでじっと見て待っていたいちご組さん。「出来なくてもいいよ。大丈夫」と言われ安心し・・・,魚釣りが成功したときは,「やったね!すごいね!」と,手を叩いて褒めてくれて・・・。
いちご組さんは「秋祭り?って何?」からはじまった秋祭りでしたが,みんな大満足の一日でした。
PTA役員の皆さん,ボランティアで助けてくださったみなさん。一日お世話になりました。ありがとうございました。
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