6月のある日、国府小学校の通学班で登園してくる年長のこどもたちが、幼稚園のすぐ近くの側溝に、ザリガニを見つけました。
職員も毎朝一緒に歩いている道です。こんなところにザリガニがいたなんて!職員も知りませんでした。
幼稚園に着くと「ザリガニがおった!」「捕りに行きたい!!」と話が盛り上がり、有志で出かけました。
が、初日は1匹も捕れず…しょんぼりと帰ってきました。
「どうしたら捕れるんだろう?」クラスで話し合い、帰ったらお家の人にも聞いてみよう、ということになりました。
翌日、家から割り箸の釣り竿を作って持ってきた子たちや、図書館で調べて、エサのするめをクラスみんなの分持ってきてくれた子もいました。
「おじいちゃんが作ってくれた」と細い竹の竿を持ってきた子もいて、ご家庭の協力体制の温かさを改めて実感しました。
それを見て、幼稚園で自分の釣り竿を作るこどもたちも。釣り竿と網とバケツ、エサも持って、それから毎日、ザリガニ釣りに出かけました。
初めは竿の糸が短すぎて届かなかったり、網でバシャバシャかきまぜてザリガニが逃げてしまったりして、うまくいきません。
そのたびに「どうしてかな…」「もっとこうしたらいいじゃん」思ったことを言い合い、とにかくザリガニを捕りたい一心で、一人一人が真剣に考えました。
身近なところで出会ったザリガニ。幼稚園の友達と一緒に、知恵を出し合ってザリガニと向き合い、好奇心が刺激され心揺さぶられる、濃い時間。
そしてまた、ザリガニ捕りの横を通り過ぎる町の方々が、「おー、やっとるやっとる」という感じで、にっこり笑って見守ってくださる温かさに、毎日感動でした。
自然豊かな環境で、地域の方に温かく見守られて育つ国府幼稚園のこどもたち、幸せです!!
今味わっているこの気持ちを、大きくなっても覚えていてほしい…と願います。
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