1年生の算数の授業の様子です。今日は、数に合わせて算数ブロックを並べて学習しました。「1、2、3...」とブロックを置く手元は真剣そのもの。指先と頭をしっかり使って、数の大きさを実感しながら楽しく取り組んでいます。
こどもにとって、抽象的な数の概念を理解するのは、大人が思う以上に難しいものです。指を使いながら数を数えるのは、目の前の具体的な対象物と自分の指の本数を合わせないと、分からなくなってしまうからです。数の数え方を教えるときは、順を追って進めることが大切です。教え方のポイント例を紹介します。
❖数を数える(数唱)
数を覚えるために、まずは数を数えることから始めるといいでしょう。お風呂に入った際に、数を数えた経験がある人は多いと思います。1~10まで数えることから始め、少しずつその数を増やしていきます。お風呂で「10数えたらあがろうね」と言うなど、日常生活の中で取り入れられると効果的です。
❖物を使って数える
数を数えられるようになってきたら、物を使って数える練習をします。飴玉やお菓子、ブロックや積み木、集めているシールやカードなどを目の前に置いて、1つ1つ数えていきます。お家の人も「1個、2個……」と、一緒に声を出しながら数えていくと、こどもにも分かりやすくなります。
❖仲間集めをする
カードなどを使って「乗り物」「動物」「食べ物」などの「仲間集め」をすると、集合数を覚えていく練習になります。同じ仲間を集めたら、それが何個あるか数えていきます。そのうちに「1台」「1匹」「1個」など、仲間ごとにそれぞれの数え方があることも理解していきます。
❖1対1で対応させる
例えば、複数のお皿に1個ずつお菓子が乗っていると、お皿とお菓子は同じ数だと分かりますが、お菓子を1枚のお皿にまとめてしまうと「お皿の方が多い」と、答える子もいます。この段階では、数の概念が分かっていないということになります。このような場合は、靴下と靴、鉛筆とキャップなど、1対1で対応するものをセットにして数えていく練習をすると効果的です。どちらかが余ってしまったら、どちらかが多いということが理解できるようになっていきます。
今日の授業では、教科書の数に対して実際に同じ数のブロックを並べる活動をしました。物を動かすことで、こどもの考える力が育くまれていきます。
お家でも、身の回りには数字がたくさんあります。カレンダーや時計など、身の回りにあるものを利用すると数は覚えやすくなりますので、ときどきお子さんに数について聞いてみてください。
2年生は算数で筆算の学習をしています。今日は繰り上がりのあるたし算を学習しました。1つの問題を解くのにいくつもの工程がありますが、一つ一つはすべて1年生で学ぶたし算です。すばやく答えを導き出すことも必要ですが、まずは、【ていねいに】、【正確に】、【間違いなく計算】です。1年生のたし算カードを覚えていることが大前提(基本)となりますが、それに加えてポイントが2つあります。
❖位を縦にそろえて書く
筆算の計算ミスを引き起こす原因の1つは、位がずれてしまうことです。まずは、位をきちんとそろえて書けているかどうかを見てあげてください。
❖繰り上がりの数を忘れずに書く
繰り上がりの足し算の場合、1つ上の位に「繰り上がりの1」を書いておくことで計算ミスを防ぐことができます。ノートを書く際に、手を押さえたり定規を使ったりする癖がついていると、ノートはどんどんきれいに見やすくなっていきます。今後は数が大きくなり位取りも難しくなるので、2年生はとても大切な時期です。ときどきお子さんのノートを見ていただけると幸いです。
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