10月17日(金)3年生が初めてバスに乗っての社会見学をしました。3年生は、「のびゆく鈴鹿市」という副読本を使って、自分たちの住む鈴鹿市のことについて学習します。社会見学では市内の3つの施設(旭化成、白子漁港、鈴鹿中央消防署)を見学しました。
最初の見学施設、旭化成の鈴鹿工場は食品ラップやドールヘア(人形玩具の髪の毛)を製造している化学工場で、工場の中はほぼ全自動で作業が進んでいました。こどもたちは、にんにくが入ったラップをしたコップの匂いをかいで全く匂いがしない工夫や、人形玩具の髪の毛を温めたり冷やしたりすると変色することを、体感したり実演を見たりしながら、日頃は何気なく見ているだけの商品が、工場で働く人たちの長年の技術や工夫によってできていることを学ぶことができました。
次に白子漁港では、海をバックに鈴鹿市漁業協同組合の方の話を聞きました。写真パネルを使ってわかりやすく説明していただきました。そのあと、鈴鹿市漁業協同組合直売所に移動し、実際に売られている白子漁港で水揚げされた魚貝類や水槽で泳いでいる新鮮な魚を見学し、実際に触らせていただくこともでき、興味津々でした。
最後の見学施設、鈴鹿中央消防署では「火事からくらしを守る」の学習にかかわって、消防士さんの仕事についての話を聞き、消防自動車や救急車の特殊な装備を実際に見せていただきました。隊員の方が着替えする場所や使用する施設をはじめ、たくさんの消防車の中まで見せていただき感動でした。見学の最後には、担任の先生が高いはしご車に乗っている姿を見て歓声を上げていました。
それぞれの見学先で、職員の方々がとても親切、丁寧に対応していただき、こどもたちは実際に見たり、聞いたり、体験したりすることで、社会科の学習を深めることができました。ありがとうございました。
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