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4年生ペッパー招きネットモラル教室

 鈴鹿警察署職員とソフトバンク株式会社の協力のもと、人型ロボット(pepper)(ペッパー)を使った「情報モラル教室:ネットトラブルから守る」の出前授業を行いました。スマートフォンを巡るトラブルが全国的に問題視される中、情報モラルの向上を目的に行いました。

 授業は「スマホとの付き合い方」をテーマに、人工知能ロボットPepperが授業の進行を補助する形で行われました。こどもたちは、映像を見ながら動画配信時の「問題点」などについて考え、ディスカッションをしながら理解を深めました。映像では中学生が自分の配信動画に注目してほしい一心で投稿した動画に、多くの批判や誹謗中傷の書き込みが集中して「炎上」し、氏名や住所が暴かれる事態になっていくことや、それに気づいた中学生が慌てて登校した動画を削除するものの、ペッパーは「掲示板と呼ばれる場所でその話題が続き、動画などがネット上でコピーされ、事態はどんどん悪い状況になってしいくことに触れ、スマートフォンなどネット上への投稿のリスクとの付き合い方を考えてみてほしいと呼び掛けていました。4年生の児童には少し難しい内容でしたが、小学校から「ユーチューバーになりたい」「家族で一緒に動画を投稿している」というケースも珍しくなくなってきているので、相手も自分も嫌な気持ちにならないよう、インターネット以外の日常生活でも発言や行動に気を付けて生活していくことが大切だということを学びました。

 警察署職員からは、最近、SNSやネット上でのトラブルが急増している点やネット依存症の問題などを話していただきました。ゲーム機や携帯型音楽プレーヤーなどからインターネットに接続することもできることから、利用者は年々低年齢化し、インターネットはこどもたちにとってもますます身近なものとなっています。 しかし、一度ネット上に流出した情報を完全に削除することは難しく、一度問題が起こると取り返しのつかない事態に発展し、こどもたちのその後の人生にも深刻な影響を与えてしまう可能性があります。こどもたちを「加害者」にも「被害者」にもしないよう、インターネット上のトラブルを未然に防止することは社会全体にとっても大変重要な課題であると言えます。こどもたちがインターネット上で様々なトラブルに巻き込まれる危険性は、大人が考えている以上に高くなっています。こどもに持たせるからには、こどもが知らないところで他者とつながっていることや知らない間に被害に遭うリスクも考えて、安全に利用できるように細心の注意を払うことが私たち保護者には求められます。日々変化していく情報社会だからこそ、日頃から話題にしていただき、お子さんと十分話し合っていただきたいと思います。

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