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戦争遺跡めぐり

17日(木)3年生が加佐登地区にある戦争遺跡を見学しました。これまでは,戦争についての資料を読んだり,聞き取ったりして調べてきましたが,今回は実際に自分の目で確かめました。講師は浅尾悟先生です。浅尾先生は中学校の社会の先生で,20年以上前から戦争について調べてみえます。見学場所は弾薬庫(レイクタウン)と掩体(三畑)です。この見学をとおして,戦争を身近に感じ,二度と起こしてはならないと強く思いました。※掩体とは飛行機を隠すための建物のことです。

12月1日は市制記念日です。「鈴鹿市」は78年前,戦争中に誕生しました。写真後ろにあるコンクリートでできた基礎は戦争中に建っていた建物の跡です。

鈴鹿市の面積の1/10が戦争関連の建物でした。これは三重県で一番だそうです。
この場所(白鳥レイクタウン)には陸軍第一航空軍教育隊(パイロットの学校)がありました。
弾薬庫前。弾薬庫の屋根は上にのせてあるだけです。爆発した時に被害を少なくするためです。
たくさんの窓があるのは,弾薬が湿らないようにするためです。
建物の後ろにも窓があります。戦後すぐは,建物がまだたくさん残っており,そこに人が住んでいました。
掩体の説明。はじめは,屋根の上も中も土に埋もれていたそうです。ひいおじいさんがかき出しました。
普通,掩体は土で作られています。コンクリートでできているのは大変めずらしく,三重県で1か所ここだけ。
北伊勢陸軍飛行場(広瀬町~亀山能褒野町)から,飛行機をここまで牛にひかせてもってきて隠す計画でした。
飛行機3~4台が隠せるほどの広さです。
掘り起こした土が残っていました。

☆学校連絡先☆

〒513-0011

鈴鹿市高塚町1069


電話:059-378-0063

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