7月26日(土)、伊奈冨神社から新川南の田園地帯を舞台に、伊能地区の伝統行事「虫送り」が行われました。
虫送りは、50年以上前に行われていた稲生の伝統行事で、16年前に復活されました。松明(たいまつ)を持って田へ出て、太鼓や鉦(かね)を叩き、田の周りに立てた松明で稲の虫を追いやるという、米どころ稲生の伝統行事です。昔は、笛や太鼓をとどろかせ、松明をかざしながら歩きました。また、いばら餅をほお張る楽しみとともに、老いも若きもが笑顔で盛り上がりました。(夢協文化部さんの資料から引用)
稲生小学校の職員も見学をさせていただきました。夕暮れの空と松明の明かりとのコントラストがとても美しく、太鼓や笛のお囃子と相まって、とても幻想的な光景で感動しました。
夢協さんの取組により年々参加者も増え、伝統行事としての盛り上がりを感じます。松明を持つ体験をさせてもらったこどもたちは、一生忘れない思い出となったことでしょう。
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