今週になって朝晩は10度を切るようになり、冬がすぐそこまで近づいていることを感じます。元気な子どもたちも、冬の装いに変わってきました。手も冷えるようですので、手袋が必要かと思います。
さて、鈴鹿ハイツの子どもに、「通学路にアケビが実っているよ。」と教えてもらったので、朝の登校見守りの時に見てきました。道路脇に確かにアケビの木があり、高いところに立派な実がついていました。白い果肉の中には種がいっぱいですが、昔の子どもは野山でアケビを採って、その甘味を楽しんだそうです。
アケビがあった藪(やぶ)には、他にも下のようなきれいな木の実がたくさんついていました。(こちらは、食べられないと思いますが。)
植物たちは、冬の到来の前に種子を作り、春に命をつないでいます。また、多様な種類が(一つの藪に)見事に共存しています。今、世界では戦争でたくさんの人々が苦しんでいますが、私たち人間も「次の世代に命をつなぐ」という大切な役目と、「共存こそが互いを活かす」ことを忘れないでいたいです。生き物の営みを、子どもたちも生活科や理科で学習していきますが、そこから学ぶべきことがたくさんありそうです。
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