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◇7月7日◇本照寺の水谷さんに郷土史学習会をしていただきました

7月7日(金)、地域の歴史に詳しい本照寺の水谷さんにご来校いただき、「1500年の稲生のあゆみ」と題して稲生地区の郷土史学習会をしていただきました。6学年を中心とした歴史学習の職員研修として、また、地域の方にも呼びかけ、参加者を募って実施したものです。

【ほんの一部ですが、紹介させていただきます。】

はじめに、稲生小学校の歴史について教えていただきました。明治9年(1876年)、慈恩寺さん、成泉寺さんを借用して、稲生小学校は創立されたのだそうです。その後、明治25年(1892年)に、現在の場所に校舎が新築されました。立派な木造校舎だったようです。

次に、稲生地区の主な歴史的事象についてお話いただきました。2021年、大下遺跡(弥生時代後期)で木樋が発見され、大きなムラがあったことが明らかとなっています。稲生地区では、紀元前一万年頃から、人々が定住して生活していたようです。伊奈冨神社さんは、鎌倉時代(1274年)に正一位に叙せられた記録があるそうです。南部地区には、師成(もろしげ)親王の塚がありますが、南朝の長慶天皇の弟君の師成親王の墓だと伝えられているそうです。師成親王は、南陽寺に住んで新葉集(南朝方の撰歌集)を写されたのだそうです。また、伊奈冨神社の南東の水田の辺りには、稲生城というお城があったそうです。城主は和田藤盛(わだふじもり)という人でしたが、室町時代末期に織田軍の滝川一益(たきがわかずます)に攻められて降伏したのだそうです。

稲生には本当にたくさんの歴史があり、まだまだお話はいっぱいあるそうです。そこで、2回目の郷土史学習会を9月29日(金)の16:00からお願いしました。次回も楽しみにしております。水谷さん、本当にありがとうございます。

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