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◇6月14日◇稲生西地区の大規模農家さんの見学をさせていただきました~5学年~

6月14日(水)、農地・水・環境を守る会、産業振興部会の皆様にお世話になり、稲生西地区の大規模農家の森さんの圃場での作業や農具倉庫の見学を、5学年児童がさせていただきました。

学校を出発し、稲生神社の南側に広がる広大な田んぼを通って伊勢鉄道を超えると、そこにも大きな田が広がっていました。

1ヶ月以上前に植えられた稲苗は、青々と育っています。が、一部育ちの悪いところがあったので、近づいてみますと、何やら大きな貝らしきものが動いています。近くで作業をされていた農家の方に尋ねると、その貝はジャンボタニシという外来生物だそうです。稲の若芽を食べてしまうので、生育が悪くなってしまいます。農薬もあまり効かないそうで、大変困っているとのことでした。また、ジャンボタニシのいる周囲の稲には、赤いたらこのようなものがたくさん付いています。これは、ジャンボタニシの卵なのだそうです。すごい繁殖力で、どんどん増えていくそうです。このままでは、稲生の豊かな田んぼがダメになってしまわないか、とても心配になりました。何かいい対策はないか、考えないといけません。

さらに歩いて、サーキット近くの森さんの田んぼに着きました。これから田植えをするそうなので、作業の様子を見学させていただきました。広い田んぼですが、機械だと一度に何条も植えることができるので、とても早いです。畔には、ノアザミが美しく咲いていました。

最後に、中勢バイパスの下をくぐって、森さんの農具倉庫を見学させていただきました。

籾(もみ)の乾燥機やトラクター、稲刈り機等、どれもよく見るサイズより大きくてびっくりしました。一台一台の値段を聞いて、またびっくり…。

日本の農業は小規模な兼業農家が大半であると、子どものころ習った覚えがありますが、今は少しずつ農業の仕方も変化してきているのでしょう。今後、その背景や、よさ、課題について、子どもたちが興味をもって考え、議論する授業を期待しています。

農地・水・環境を守る会、産業振興部会の皆様、お世話くださり、本当にありがとうございました。

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