今週で,本年度の学校図書館の貸し出しを終了しました。
子どもたちの読書記録を見ますと,「1週間に1冊,年間で35冊」という学校目標は,ほとんどの子が達成できていました。中には,年間で200冊以上の本を借りてくれた子もいます。35冊に惜しくも届かなかった子には,「学級文庫やおうちの本,市立図書館江島分館(愛宕小校区には,市立図書館の分館があるのです!)の本でもいいので,3月中に目標達成できるように頑張ろう」と励ましました。
三学期,学校図書館の貸し出し冊数が大きく伸びたのは,冬休みにご家庭で取り組んでいただいた「親子読書」の影響も大きいのではないかと考えています。「親子読書カード」から,保護者の皆様の感想をいくつか紹介させていただきます。
★弟と妹と三人で大笑いしながら本を読んでいて,とても楽しそうでした。毎日,こんな時間があるといいなと思いました。
★最近,あまり本を読んでいなかったので,こうして子どもと一緒に読書ができて嬉しかったです。
★お兄ちゃんが妹に読み聞かせをしているのを傍で見守っていたのですが,妹にしっかりと内容が分かってもらえるように,面白く工夫をして読んでいる姿が,とても立派でした。
★娘と過ごす時間が少なく,一緒に本を読む機会もあまり作れていなかったので,親子読書ができて,とてもよかったです。
★久しぶりに,ゆっくりと,本に関わったクイズや話ができて,とても楽しい時間を過ごせました。
★普段の生活の慌ただしさ,忙しさを忘れさせてくれるようなホッとした時間を過ごせました。読んだ本の内容も相俟って,深呼吸したような気分転換の時間になりました。
★(リビングで子どもから宮沢賢治さんについて教わりながら読み聞かせてもらって)宮沢賢治さんについてよく知らなかったのですが,生い立ちから詳しく分かりました。賢治さんの小説,読んでみようと思いました。
図書館整備ボランティアさんが,図書館の本を修繕して,いつもいい状態に保ってくださったことも,子どもたちに図書館に通うエネルギーとなりました。
また,毎週火曜日の朝に,読み聞かせボランティアさんが各教室へ行って魅力的な読み聞かせをしてくださったことも,読書への関心を高めてくれました。
ボランティアの皆さん,1年間,本当にありがとうございました。
校長室前の「図書巡回指導員さんのおすすめ本」コーナーも人気で,休み時間には,子どもたちが来て,廊下のベンチに座って読書をする姿が日常となりました。
春休みも,市立図書館江島分館等を活用して,たくさんの本を読んでほしいと思います。
【市立図書館江島分館】9時~17時(ギャラリーは21時まで)
休館日:金曜日、第1火曜日(1月を除く)、12月29日~翌年1月4日、特別整理期間
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