◇6月14日◇社会見学～4学年～

6月14日(火)、4年生が社会見学に行ってきました。

見学地は、伝統産業会館、南部浄化センター、川越電力館テラ46の3つです。

最初の伝統産業会館では、三重県の5つの伝統産業のうち、鈴鹿市には「伊勢型紙」「鈴鹿墨」の2つがあること、それぞれが職人の高い技術で支えられていること、今も時代に適応しながら産業として続いていること等を学習しました。次に、型地紙に引彫りをして、栞（しおり）作りを行い、伊勢型紙づくりを体験しました。子どもたちは、彫る作業の難しさを感じながらも、自分で丁寧に仕上げたしおりに、満足そうな様子でした。

2つ目の見学地は、楠町の南部浄化センターです。

鈴鹿市だけでなく、四日市市南部、亀山市の下水も処理しているそうです。下水は、すべて傾斜によって流れてくるそうで、緻密な計算によって配管工事もされているのだと思うと、その技術の高さに感心するばかりです。下水がどのように浄化されていくのか、丁寧に教えていただきました。浄化された水は、臭いもほとんどなくなっていました。今後、処理する下水が増えることに対応するため、海岸沿いに新たな施設が建設されていました。

最後の見学地は、川越電力館テラ46でした。

運営するjeraは、中部電力と東京電力の合弁会社で、隣接する発電所は、液化天然ガスを燃料にした火力発電を行っています。

国際情勢により、液化天然ガスもだんだん値上がりしているそうです。エネルギーのこと、地球環境のこと、未来の子どもたちのために、考えていかないといけません。

地球環境に係るクイズやアクティビティがたくさん用意されており、子どもたちが楽しみながら学習することができました。

社会科の学習内容だけでなく、集団行動についても、子どもたちはしっかりと学んでいました。

明日からの授業で、社会見学での学びを新聞にまとめる活動をするそうです。

保護者の皆様、お弁当の準備等、ご支援くださり、ありがとうございました。