大人はお茶会?というと厳粛で敷居が高い感じがして、「お作法ができない。」とちょっと不安になるところですが、子どもたちは全くそんな雰囲気はなく、すごく楽しみにしていたようです。
朝、登園すると前日から遊戯室に準備してあった畳や茶釜などに興味を示し、「昔話で見たことあるよ。願い事が叶うお茶だよ。体があったまるよ、ココアみたいな感じかな?」と、イメージを膨らませていました。
経験のある子は「飲んだことある!赤福と一緒に飲んだ。」と、話していました。
まずは、雰囲気作りが大切です。
職員室前に飾ってあった雛飾りと一緒に、子どもたちが作った雛人形を段飾りにして雛祭り感を演出。
お茶会らしく、畳に、茶釜に・・・・掛け軸の前に梅の花と菜の花を花瓶にさして飾り、春を・・・
茶道を教えてくださるのは、旭が丘にお住いの渡辺逸子先生と山西美穂先生。
あと3名の方がお手伝いに来てくださりました。
正座になって、お菓子(2色お団子)と抹茶をいただきます。お作法も少しは覚えてほしいけれど、茶道は、お茶を楽しむことが一番。
その点では、旭が丘幼稚園の子どもたちは、しっかり楽しんでいたような?
飲めなかった子、食べれなかったもいましたが、いい体験だったのではないかな?
表情をお楽しみください。
お茶会の後の子どもたちからは、いろんな感想が聞かれました。
「抹茶、おいしかった!」「お団子はおいしかったけど、抹茶はちょっと苦かった。」「お団子ふたつ食べておいしかったけど、抹茶は少しづつ味が変わってきた。色も変わってきた。」「美味しくて幸せ!」「お茶碗がかわいかった。かっこよかった。」「いつもの抹茶アイスより苦かった。」
「正座したから、ちょっと足が痛かった。」「ピンクのお団子美味しかった。」「ピンクと緑のお団子の味がちがってた。」「団子がもちもちしてた。」「お茶をたてるところがみれてよかった。」「めっちゃめっちゃおいしかった。」「茶碗に桜、雛人形、鳥の絵があった。」などなど。
また、お茶会はすみれ1、すみれ2と2部制で行ったのですが、すみれ1はお茶会の後で、紙粘土のお団子づくりが始まったようです。
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