平成12年度博物館あれこれ

            

                   3月(弥生)

3月24日
速報展・企画展オープン
 恒例の速報展「発掘された鈴鹿」がオープンしました。今回はおなじみ「伊勢国府跡」「伊勢国分寺跡」の他に「梅田遺跡」「天王屋敷遺跡」そして県埋蔵文化財センターが調査した「河田宮ノ北遺跡」を紹介します。
 さらに企画展「中勢バイパス関連遺跡展」を併設し、須恵器生産に関連の深い「稲生遺跡」、弥生時代後期の高地性集落「南谷遺跡」、水の祀りとつながる墨書土器を多く出土した「高井A遺跡」を紹介しています。
3月20日
東海の古代官衙を掘る
 豊川市教育委員会の林弘之さんにより近年めざましい成果があがっている三河国府関連遺跡についての講演がありました。全国で5例しか出土例が無いという貴重な遺物の現物をお持ちいただくという思いもかけぬサービスもあり参加者の皆さん満足されたこととおもいます。
3月12日
「摺絵」展無事終了
 企画展「摺絵〜形紙とやきもの〜」も無事終了し、撤収の梱包作業が丁寧に行われました。
2月(如月)
2月25日
国分寺跡の菜の花
 毎年ご好評をいただいています国史跡伊勢国分寺跡の菜の花がそろそろ見頃を迎えてきました。
 築地や門など国分寺の推定伽藍配置を菜の花で表現してあるので、博物館3階の展望デッキからご覧いただくと国分寺の伽藍地(寺域)の規模が一目でわかります。
 ただし、昨年発掘調査を行っていた関係で金堂、講堂については一面の菜の花畑とはならなかったのは残念です。
2月10日
ガラス玉をつくろう
 一番人気の体験学習です。定員10名がいっぱいになった後にも、次々と申し込みの電話をいただきましたので、お断りをするのが心苦しかったです。
 ガラスの性質と歴史についての簡単な講義のあと、ガラス棒をガスバーナーで溶かして剥離剤を塗った鉄芯に巻き付ける芯巻き技法でガラスの小玉を作りました。
 最初はガスバーナーの勢いにおっかなびっくりの皆さんでしたが、慣れてくるにしたがい時間も忘れて玉作りに熱中されていました。

1月(睦月)

火災の第一報

消火訓練
1月26日
消防訓練
 年に一度の消防訓練です。残念ながら雨天のため屋外での派手な放水や実際の火を消す訓練は行われませんでしたが、煙の恐ろしさを体験する訓練などが行われました。バニラの香りの煙!?が立ちこめた中を逃げるのですが、壁に激突する者、臑を強打する者も出て大変でした。

煙の中からの脱出
1月14日
発掘された美濃の近世窯
 企画展「摺絵」にちなみ、美濃焼研究の第一人者ともいえる岐阜県陶磁資料館の田口昭二先生に講演をしていただきました。今回は、摺絵と関連の深い地元の伊勢型(形)紙関係者も多く聴講に訪れられにぎわいました。

12月
12月28日
企画展の準備
 師走もおしせまって博物館に足を運んでいただく方もめっきり少なくなってしまいました。でも、新春早々から企画展が始まりますから、準備の方は急ピッチで進められています。

11月
11月30日
博物館の舞台裏
 特別展も終了し館内も少し寂しいので「博物館の舞台裏」と称してホール展示を行うことにしました。発掘調査で出土した遺物の整理作業を、実際の過程にある遺物と道具を展示し、写真パネルで詳しく解説しています。

11月26日
野外で勾玉づくり
 国府地区の親子ふれあいフェスティバルに協力して出前講座を行いました。前半は梅田遺跡の現地説明会、後半が滑石勾玉作りです。11月も末なのに汗をかくような陽気だったので室外で勾玉作りとなりました。なぜ勾玉になったかといいますと、写真奥に写っているように国府(こう)地区の地区旗はイニシャルの「こ」を勾玉2つで表してあり、西ノ野や保子里古墳群など古墳が多く歴史のあることを表しているからだそうです。

11月23日
講演会
 栗東町文化体育振興事業団の近藤広さんをお招きして「近江の王の玉作り」と言うテーマで講演していただきました。

11月7日
TV取材
 久しぶりにTV局から取材の申し込みがありました。特別展の紹介をしていただけるかと思いきや、例の前期旧石器遺跡捏造事件に絡んだもので「事件に揺れる考古博物館」といった扱いでがっかり。
 常設展示のパネルの取り扱いは検討中です。

10月

10月24日
稲刈り
 5月13日の体験学習で植えた古代米(赤米・黒米)がようやく実り、稲刈りの儀とあいなりました。なお、成長の様子は展示ホールにパネル展示しています。

10月22日
ウォーキング協会大会
 博物館が三重県ウォーキング協会大会の出発式の会場となりました。博物館を出発し、国分寺跡、東海道石薬師宿、佐佐木信綱記念館、加佐登神社、白鳥塚古墳をめぐる文化財ウォークです。約400人のウォーカーは色とりどりのウェアーとザックで華やかで、開館以来最高のにぎわいとなりました。
(写真)国分寺跡を歩く

10月14日
石器を作ろう
 石器づくりの体験学習もこれで3回目となります。今回は、募集案内が遅かったためか参加者が少なかったのは残念でしたが、それだけに参加していただいた方々には存分に黒曜石・下呂石・サヌカイトといった石を叩き割ってストレス発散をしていただきました。

10月12日
コスモス畑
 博物館に隣接する伊勢国分寺跡の秋の風物詩としてコスモスを植えています。ようやく満開を迎えました。また、春先に向けて、推定される築地や伽藍の範囲を表す菜の花の植え付けの準備も進んでいます。

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