発掘ニュース
1月5日更新

保子里8号墳
国府町字井口
 主体部と期待していた掘り込みは,悲しいことに計画的に掘られた盗掘穴でした。出土した遺物も周溝からの須恵器短頸壺1点のほかは,土師器・須恵器の破片・鉄製刀子(ナイフ)の残片が出土したのみに終わりました。
 12月10日に現地説明会を開催しました。急なことで,呼びかけは地元へのチラシ回覧とホームページへの掲載だけでしたが20名の方に参加していただき,熱心に見学していただきました。現地説明会資料はこちら(PDFファイル)からどうぞ。

主体部のはずが盗掘坑でした。

現地説明会の様子。
保子里遺跡(5次)
国府町字井口
 保子里8号墳から道を挟んで西側に病院附属の託児所が建てられることになりました。試掘調査を行なったところカーブした溝1条,長楕円形の土坑2基が見つかり,部分的に本発掘調査としました。溝からは土師器の甕の破片がみつかり古墳周溝で間違いないようで,新発見の保子里19号墳となります。土坑の1基からは副葬品の須恵器蓋坏が出土し,土坑墓であることが確認できました。

古墳周溝。

古墳時代の土坑墓。
境谷遺跡
国分町字境谷
 最近にない大規模な発掘現場でしたが,最後のB工区の空中写真撮影を22日に終えて。調査はひと段落しました。現在カマドのたち割などの補足的な調査を行なっています。掘立柱建物25棟以上,竪穴住居80棟以上という複雑な遺構の分析と主要な遺物の整理を行なって,現地説明会を1月27日(土)に開催する予定です。

B区の全景です。

ラジコンヘリで撮影を行ないます。
八重垣神社遺跡
十宮町
 神戸中学校移転用地の試掘調査です。試掘坑をいくつもあけて遺構の有無を確認しています。弥生時代や中世の遺物を含む落ち込みがたくさん見つかっていますが、河川の氾濫による堆積と削平が複雑なため遺構としてのまとまりを捉えるのに苦労しています。

旧河道の断面を調べています。
上層で弥生後期の遺物が出ています。

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