発掘ニュース
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07/05更新
伊勢国府跡(長者屋敷遺跡)第18次調査
広瀬町字矢下・西冨田町字矢卸
 政庁跡から真南の延長線上にあたる台地の端部に切り通し状の地形にトレンチ設定しましたが,ここでも古代に遡るような遺構は検出されませんでした。これで,昨年度から続けてきた政庁南面の遺構確認調査はすべて終了です。今回は,残念ながら遺構検出がありませんでしたので現地説明会は開催しません。今後の予定としましては,夏以降に政庁の北方地区で1〜2箇所調査を行う予定です。

6ELE-Aトレンチ

6ALC-Gトレンチ

天王遺跡11次
 岸岡町字天王(鈴鹿厚生病院内)
 11次第1期の病棟間の調査は,遺構掘削もかなり進んできました。古墳時代後期〜奈良時代の遺構として3間×3間(5.5m×5.5m)の大形の掘立柱倉庫1棟と竪穴住居1棟が確認されています。中世の遺構としては,南東隅土坑をもつ掘立柱建物と館の周囲に巡らされたとみられる堀状の溝も検出されています。溝からは五輪塔の一部なども出土しています。さらに,調査区の東隅から,新たな古墳時代大溝の一部が確認されました。今後は,新たに現在の病棟が取り壊された後に跡地を調査します。

 

掘立柱建物倉庫

溝から五輪塔の出土

天王遺跡12次
 岸岡町字天王(鈴鹿厚生病院内)
 第12次調査では,10次調査で検出された大溝の続きであるSD1201は,古墳時代の包含層を掘り終えいよいよ下層の弥生時代包含層の掘り下げに入りました。古墳時代包含層からは先の鉄製紡錘車に引き続き土製紡錘車も出土しました。調査区の西端からは。第3・5次調査で検出されている大規模な古墳時代環濠の続きとみられるSD1205が姿を表しています。断ち割り調査では,たくさんの土器とともに土馬の破片も出土しています。また,掘立柱列(建物)も1棟検出しています。

 

掘立柱列(建物)

土馬の頭部

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