発掘ニュース
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05/05更新
伊勢国府跡(長者屋敷遺跡)第18次調査
広瀬町字矢下
 学術調査が始まりました。調査地は国史跡の指定地内で,国府政庁の南門のすぐ正面にあたります。 政庁の前にはどのような街路が存在したのか,しなかったのかを調べます。調査は6月末までを予定しています。現在表土除去が終わって,作業員による遺構検出が始まったところです。

6AJC-F調査区(奥の森が正殿基壇)

6AJD-E調査区

天王遺跡11次・12次
 鈴鹿厚生病院の改築に伴う天王遺跡の発掘調査も始まりました。2つの事業主体が工事を行うため11・12次と区別して並行して作業を進めることになりました。
 11次調査は病棟の取り壊しに伴い調査区を広げながら全体約2,400uを12月頃までかけて調査します。ようやく第1期分の表土除去が終わったところです。
 12次調査は,約700uを6月末頃までに調査する予定です。12次調査区では,過去の10次調査で検出された大溝と3・5次調査で検出された大溝の両方が見つかる可能性があり成果が期待されます。

 

11次調査区表土除去

12次調査区遺構検出

仲見秀雄先生ご逝去
 元県立神戸高等学校教諭・前鈴鹿市文化財調査会会長の仲見秀雄先生が4月25日に逝去されました。先生は神戸高校郷土史クラブの若者を率いて,まだ埋蔵文化財保護行政が十分に確立していない昭和30〜40年代に,鈴鹿市の遺跡保護活動と発掘調査を担われました。特に昭和35年の上箕田遺跡の発掘調査と報告書は当時としては水準の高いものであり,上箕田遺跡は弥生時代の代表的な遺跡として歴史の教科書や資料集にも紹介されることになりました。さらに,昭和49年から昨年までの28年間,鈴鹿市文化財調査会の会長として各種の文化財保護を推し進められるとともに,鈴鹿市史全5巻の編纂にも力を尽くされました。ご冥福をお祈りいたします。

 

昭和40年,伊奈冨遺跡発掘の学生達と仲見先生(前列左端)

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