発掘ニュース
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伊勢国府跡(長者屋敷遺跡)第15次調査
 伊勢国府跡の朱雀路を検出するため、2箇所の調査区で発掘作業を進めています。いくつかの南北方向の地割溝は見つかっていますが、道路と認められるまでには至っていません。
 調査の目的とは若干ずれますが、南側の6AJJ−D調査区では古墳(円墳1基)の周溝と弥生時代中期〜後期の竪穴住居や土坑数基が見つかっています。

 

6ALC-D区の遺構検出状況

6AJJ-D区の遺構検出状況
伊勢国分寺跡28次
鈴鹿市国分町字堂跡・西高木
 南門跡の発掘作業はほぼ終了し,記録作業を残すのみとなりました。表土を取り除くとすぐに現れた大量の瓦溜りは、下側からビニールが出てきて新しく耕地整理された際のものと判明しました。結局、確実な遺構は基壇の周りをめぐる外周溝が残るのみでした。ただし、基壇のふちに足場穴の可能性があるピットが検出されたのが大きな成果といえるでしょう。
 塔跡推定地の調査も始まっています。今までの伽藍とは違って位置の手がかりが全く無いため,3×12mのグリッドを市松状に配置し次々と開けています。並行する2条の南北溝が確認され、陸奥国分寺のような塔廊があったのでは?と期待は膨らむ一方ですが、何しろ塔の基壇が見つからないことにはお話になりません。
 

 

南門の瓦溜り

南門北西部掘りあがり

 

塔跡調査区作業風景

新型式の軒平瓦も出ました

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