発掘ニュース
 位置情報URLはおおよその位置を示すものです。国土地理院地図閲覧サービス(ウォッちず)にリンクしています。
 
平成20年12月分
1月4日更新
伊勢国分寺跡(第35次)
鈴鹿市国分町字堂跡
 講堂基壇の正面(南面)の中央および東の階段の基底部分が確認されました。しかし,中央の階段も幅が1.8mしかありません。講堂基壇の立派さに反して,ちょっと寂しすぎる大きさです。どうやら,最後の基壇修復時に幅を縮めて造り直されたようです。
 新たに開けられた鐘楼・経蔵を求めるためのトレンチでも調査が続けられています。
 現地説明会は1月24日(土)午前10時から開催する予定です。県内で積みや瓦積みの基壇の発掘調査の様子を見ることができる機会はなかなかありませんので,ぜひこの機会にご見学ください。

柱推定位置に立つ作業員さん(東から)

鐘楼or経蔵調査区発掘中(東から)
伊勢国府跡(長者屋敷遺跡第26次)
鈴鹿市広瀬町
遺跡への経路:県道辺法寺加佐登停車場線から広瀬町集落方面に約300m入る。
位置情報URL:http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=345319&l=1363001
調査の種類:本調査
調査原因:学術調査(範囲確認)
調査期間:平成20年12月15日〜平成20年12月26日
調査面積:55u
主な遺構:溝・土坑
主な遺物:瓦・山茶碗
見  頃:埋め戻しました。
現地説明会:実施しません。
コメント:
 伊勢国府跡の政庁北側には,溝または築地・土塁による碁盤の目状の区画があり,方格地割あるいは官衙ブロックと呼んでいます。第26次調査ではこの地割の東端辺の溝を求めるためのトレンチ調査を行いましたが,明確な区画溝は確認できませんでした。
 なお,25次調査は12月末をもって終了しました。12月20日に現地説明会を開催したところ65人の方に参加していただきました。現地説明会資料はこちら(PDFファイル1.24MB)からどうぞ。

現地説明会の様子(西から)

26次調査トレンチ(東から)
富士遺跡(第3次)
鈴鹿市国府町
 調査は12月21日をもって終了しました。こってりと釉のかかった灰釉小壺の蓋なども出土しました。平安時代前期頃の国府に関連する遺跡でまちがいないのですが,いったいどんな役割をもっていたのでしょうか。
 

調査区全景(西から)

調査区全景(東から)
沢城跡(第2次)
鈴鹿市飯野寺家町
遺跡への経路:飯野地区市民センター東側
位置情報URL:http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=345230&l=1363409
調査の種類:本調査
調査原因:下水管敷設
調査期間:平成20年11月28日・12月17日
調査面積:約50u
主な遺構:堀(低湿地)
主な遺物:陶器・土師器
見  頃:埋め戻しました。
現地説明会:実施しません。
コメント:
 下水管の敷設に伴い簡単な調査を行いました。沢城の本丸の西に隣接する部分については,堀として利用された自然の低い湿地が広がっていて,郭は付帯しないことが確認できました。
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