夢すずか学校プラン支援事業
  (〜平成17、『特色ある学校づくり推進事業』)       *平成16年度『研修のまとめ』抜粋


テーマ(めざす学校像)
『人権尊重と多文化共生をめざした教育活動の創造』


手だて


出会いを通した人権・部落問題学習
 
○校区人権学習研究授業

○啓発ポスター等の製作と啓発活動

○人権劇、人権メッセージ等の表現活動
命の尊さ=    〔1年〕人生の先輩に
子育て・妊婦体験     学ぶ生き方学習

身体を守る=   〔2年〕職人等に学ぶ
性病・薬物等の知識    職場体験学習

性の尊重=    〔3年〕高校生に学ぶ
豊かな性への理解     進路学習
○文化交流タイム(火・木)
〜文化交流教室

○異文化体験学習
(食・歌・言語など)

○集団宿泊学習・修学旅行等
におけるさまざまな体験学習

     


実践と評価

テーマに迫るとともに、より充実した活動(学習)にしていくために生徒や保護者に協力をしてもらい観点別のアンケートを実施し評価の方法としている。

成果と課題

昨年度から今年度にかけての成果としては、差別をなくしていこうとする取り組みとの出会いから学んだことを自らの行動や啓発活動につなげられる生徒が増えたことである。また、異文化体験学習や生徒一人ひとりの自分らしさを大切にする活動を通して、ともに生活していくことの素晴らしさに気づけた生徒も増えてきた。何よりそれぞれの活動を保護者や地域、関係機関との協働でつくりあげることで、生徒が周囲から大切にされていることをより実感できたり、そのことで自分自身や仲間、神戸中学校での生活自体をより大切にしていこうとする気持ちが育ってきたといえる。一方で各活動に主体的に取り組む生徒が増えてきているが、アンケート結果から明らかになったように、一人ひとりの生徒にとってテーマにそった活動として満足できるものまでには至っていない現状がある。中心になる生徒会役員や実行委員と周囲の生徒との活動に対する意欲にまだまだ温度差があることが課題であるといえる。また、保護者の積極的な参加も増加しているが、さらにより一層の働きかけが必要である。

今後に向けて
昨平成15年度からスタートした「特色ある学校づくり」の実践活動を通して、生徒とともに人権が大切にされる学校づくりに取り組んできた。それぞれの活動を保護者や地域、関係機関と協働でつくりあげることで、自分自身やともに生活する仲間を大切にしていこうとする実践的態度が育ちつつある。今後も昨年度からの取り組みを継承しつつ、さらに家庭・地域・関係機関とのコラボレーションによる開かれた活動に発展させ、人権が大切にされ安心して生活できる学校、まちづくりに広げていきたい。