平成23年度はじめにあたって
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東日本大震災被災地の復興に向けて様々な支援,努力が続けられる中,平成23年度がスタートしました。被災地では,まだ生活の目途が立たず,たくさんの学校が授業を再開できない状況にあるようです。被災地の一刻も早い復興を願う一方で,平穏に通常の生活を営むことのできる幸せを改めて思い知らされる次第です。 さて,我が神戸中学校は新校舎ではじめて新年度を迎えました。新入生307名を迎え,生徒総数906名,ついに900名を超えてのスタートとなりました。大規模校の利点を生かし,パワーと活気に溢れる学校風土の醸成を図りたいと考えます。 本年度も「心豊かに前向きに生きる生徒の育成」を学校教育目標に掲げ,生徒が安心して学業に打ち込める教育環境を提供するとともに,一人一人がたくましく自己実現を図る中で自信と感動を味わうダイナミックな教育活動を推進してまいりたいと考え,次の3点を重点項目に定めました。 第一は,確かな学力の育成です。そのためには,学校生活の大部分を占める授業とそれを補完する家庭学習を充実させることが肝要です。教師は分かりやすい授業実践を心掛け,同時に生徒は基礎基本の確実な定着に向けて授業や家庭学習に粘り強く取り組むことが必要です。授業や家庭学習を充実させる中,学ぶ楽しさや達成感を体感させるなどして意欲を高め,学力保障・進路保障に努めたいと考えます。 また,本年度もシラバスや学習の手引きを活用して,学習の進め方を指導するとともに,神中タイムやサマースクール,土曜スクール等の補充学習による学習支援を進めたいと考えております。保護者や地域の方より授業や補充学習の学習ボランティアとしてご支援いただければ幸いです。 第二は,豊かな心の育成です。他者との関係を適切に築き,学校生活や社会生活の中で自己実現を図っていく上で,自立心,自律心,完遂力,協力性,協調性,寛容性,他者を思いやる心,美しいものや正しいことに感動する心等が欠かせません。これらは学校生活,家庭生活,社会生活等のあらゆる場で培われるものであり,学校では教科学習をはじめ道徳の時間,総合的な学習,学級活動や諸行事の特別活動等,すべての領域であらゆる機会を捉え,育成していきます。 また,生徒が落ち着いて学習活動に取り組むためには,学校全体の秩序が保たれ,安心して生活できる場が前提となります。道徳の時間や日々の教育活動を通して規範意識を高めるとともに,生徒が互いのよさやちがいを認め合って,いじめや差別の無い学級・学年集団づくりを進めたいと考えます。 さらに,本年度は特に,職場体験学習の期間を4日間に延ばすなど,キャリア教育を充実させ,将来への目標や展望,意欲等の自立への足がかり,基盤形成を進めたいと考えております。地域の皆様のご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。 第三は,鈴鹿型コミュニティスクールの推進です。鈴鹿型コミュニティスクールは学校が地域から支援を受けて生徒の学習活動をより充実させるとともに,学校も地域活動に参画・貢献することで地域ぐるみの教育を構築するというものです。本年度は,学校運営協議会を設置し,地域による学校支援の充実を図るとともに,学校の地域貢献についても取組を進めていきたいと考えます。地域の皆様のご理解ご支援をお願いします。 |
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なお,学習支援ボランティア(授業支援や補充学習支援,外国人生徒のための教科書のルビ振りなど),環境整備ボランティア(芝刈・樹木剪定),学習畑の管理・指導ボランティア,交通指導ボランティアなど,学校・生徒を支援いただくボランティアさんを募集しております。できる時間帯,できる内容でご支援いただければ幸いです。よろしくお願いします。 |
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| 鈴鹿市立神戸中学校長 一見勝美 | |